(社)日本ベビーヨガインストラクター協会 代表理事の齋藤なおみです。
今日は衝撃的なタイトルで失礼します(^^;
人生には「まさか!」という坂があると言われています。
私の第1子が1歳のお誕生日を迎える少し前頃。
子育て生活にもだいぶ慣れ、何をやっても当たり前・評価される事は無い・・・という生活に悶々としたものを
感じるようになりました。
もちろん感謝されることを求めて子育てをしているつもりは無く、評価を求めて日々の家事をこなしていた訳ではありません。
しかし、なんだか社会から取り残されたような感覚をどうしても取り払うことができず、「働きたい!」と思うようになりました。
子どもがもう少し大きくなるまでは週に2~3日。
10:00~16:00頃迄で残業無し!の仕事。
きっと1つや2つ、私の条件に当てはまるパートがあるはず!!
と軽~く考えていましたが、そんな都合の良いところはそうそう見つかりません。
やっと見つかっても、小さい子どもがいるとなると「急に休まれると困るから」と断られました。
第一、週に数日だけ、1歳前後の乳児をパート代より安い金額で預かってくれるところなんて、見つかるわけがありません。
そんな時、子連れ出勤OK!しかも週2~3日のみという夢のような会社を見つけ、子連れ出勤というスタイルで働き始めました。
社会と関わることができ、少しではありましたが収入を得ることができ、それなりに充実した日々を送っていました。
働き始めて半年くらい経った頃、我が子が入院する事になりました。
入院1週間、自宅待機1週間。
「気にしなくていいからね。今はお子さんの体調が良くなる事が最優先だよ!」
と職場の方は心配してくださり、私の仕事分をカバーしてくださいました。
それから、たった1ヶ月半後。
またもや子どもが入院になってしまいました。
今度は2週間の入院と1週間半の自宅待機。
申し訳ない気持ちで電話連絡する私に「こっちは大丈夫だから!お子さんの体調が回復することに専念してね。」
と心強い言葉。
結局、約1ヶ月の間仕事を休む事になりました。
理解ある職場と同僚に感謝の気持ちでいっぱいでした。
そして、1ヶ月後。
やっと子どもの体調が回復し久しぶりに出勤した私が言われた言葉は・・・
「もう明日から来なくていいから」
立て続けに長期休まれたら仕事にならないから!
と。
そうです。
私はクビになってしまいました。
子どもが小さいのに働いて、我が子に負担がっかかって入院になったのかな・・・
そもそも母親が社会との接点を求めたのが間違いだったのかな・・・
母親は外にやりがいを求めちゃいけないのかな・・・
・・・様々な思いがグルグル渦巻きました。
そんな時、孤独な引きこもり育児生活を送っていた私が、外へ出るきかけとなり子育てがぐっと楽しいものとなったベビーヨガの事がふっと頭に浮かんだのです。
私と似た思いや経験をしている人に
いい方向へと向かうきっかけ作りが
ベビーヨガを通じてできるかもしれない!
色んな事があって、色んな考え方があって、色んな人がいて・・・全部それでいいんだ!
「子どもの入院」と「私の仕事クビ」という出来事が、ベビーヨガを通して誰かの力になりたい!と思うようになり、ベビーヨガを学ぶきっかけとなりました。
ベビーヨガのレッスンを行うようになって約8年。
900組以上のママと赤ちゃんの笑顔を見てきました。
おかげ様で、都内だけにとどまらず関東の様々なカルチャースクールや公共施設、ベビーサークル等からレッスン依頼をいただくまでになりました。
私一人では対応しきれなくなり、現在はベビーヨガのインストラクターの養成講座も行っています。
「赤ちゃんによりよく成長発達をして欲しい!」
「ママと赤ちゃんの笑顔を増やしたい!」
「親子の絆を深めるお手伝いをしたい!」
との強い想いを持ったインストラクターが、日本各地で活動しています。
人生、何がどうなるか分からないものですね。
知識・経験・想い
全てを活かした仕事を現在やってる自分に自分でもビックリです。
全てにおいて無駄な事は無い!
今は心からそう思います。
●子どもの運動神経の基礎づくり!ママもキレイになりながら赤ちゃんの発育を促す
http://baby-yoga.or.jp/?page_id=855
●親子の絆を深め、赤ちゃんの発育を促すお手伝い!