人気のブランド製の抱っこ紐。
近くに販売しているお店がない、体調や時間の関係でなかなかお店に足を運ぶ事ができない、等の理由から店舗に買いに行けないママ達はネットで購入する事が多いようです。
また、ネットで販売している物は定価よりも安く売られているケースも多いようです。
「安く買えるなんてラッキー！」と思いますか？
実は、ネットで売られている物の中には偽物である場合もあり、（知らずに）偽物を使用した事による怪我や死亡といった事故も多々報告されているようです。
「だって本物ってサイトに書いてあったじゃん！！」と言っても、何かあってからでは遅い・・・ですよね。
そんな中、本物か偽物か見分ける技術が開発されたそうです。
———-以下、朝日新聞デジタルより———-
”スマートフォンのカメラで、布やプラスチックでできた製品が、本物か偽物かを見抜く技術をＮＥＣが開発した。
製品の表面にできた細かな模様を読み取ることで判別する。１１月に発売される人気ブランドの抱っこひもで初めて実用化され、偽物の撲滅を目指す。
同じ工程で作られた工業製品でも、人間の指紋のようにそれぞれ特有の凹凸や模様ができるといい、ＮＥＣは、独自の指紋・顔認証技術を応用し、製品表面の細かい模様を照合できるようにした。出荷時に製品の一部をスマホで撮影して画像を登録すれば、小売店やインターネットで販売された製品を同様にスマホで撮影して照合することで、偽物を見分けられるという。
ＮＥＣは昨年１１月、ねじなどの金属製品で技術開発に成功。今回、さらに読み取りが難しいプラスチックや布製品でも照合できるようになったという。
この技術を、抱っこひもの米国人気ブランド「エルゴベビー」の国内正規総代理店「ダッドウェイ」が１１月１日に発売の「エルゴベビー・ベビーキャリア」で初採用。布部分など製品の特定の部分の情報が登録されており、そこをスマホで撮影することで本物かどうか確認できる。”
（朝日新聞デジタル）
これは嬉しいニュースですね。
安全性が重視される抱っこ紐。
抱っこ紐は大事なお子様の身体と命を守ると言っても過言ではありません。
そんな大事な物なのに、残念ながら素人には本物と偽物を見分ける術はありません。
メーカーがどんなに安全性の高いものを提供しても、偽物によって事故が発生することは残念でならないですし、許されない事。
それに、使用するママやパパも不安ですよね。
今後この技術で偽物が無くなり、安心して抱っこ紐を使用できるようになることを期待します！
