先日「自己肯定感を育み高める子育て」という記事の中で、どのようにしたら自己肯定感を育み、また高めることができるのか?という内容を紹介させていただきました。
逆に。
どのような事をすると自己肯定感が低くなってしまうのか。
・・・・ご存知ですか?
「自己肯定感を高める」ことと全て逆のことが、当てはまります。つまり、
・意味もなく怒られる事が多い
・相手にされない、無視される事が多い
・いつも自分のせいにされる
・やる事なす事ダメ出しをされる
・「あなたには無理、まだ早い」と言われ、やらせてもらえない
などの事が毎日毎日続いていると、「自分はダメなんだ」「出来ない子なんだ」「みんなから嫌われている」「どーせ自分なんか・・・・」「人より劣っているんだ」「誰からも必要とされていない」
と思い込んでしまいます。
つまり、自己肯定感が低くなってしまいます。
特にこのような状況になりやすいのが「弟や妹が生まれた時」です。
今まで自分のことだけ見てくれていたお父さんやお母さんは、自分以外の存在を優先させる。
「ちゃんとしなさい」「自分でやりなさい」「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから」と言われる場面が多くなる。
会う人会う人、皆「まー可愛い!!」と赤ちゃんの方ばかり注目。。。
そのような時、上の子は「自分がダメな子だから皆自分に注目してくれないんじゃないか」「自分なんて、いなくてもいいんじゃないか・・・」「自分は必要ではないんじゃないか・・・」「どーせ僕(私)なんか・・・」
と、どんどん自己肯定感が低くなってしまう事が多いのです。(こういった体験はインナーチャイルドとなって将来様々な形で人生に影響してきます。。。長くなるので詳しくは今度。。。)
そのような時、自己肯定感を高める事をしてあげるのと同時に、ぜひ読んであげて欲しい絵本があります。
「おへそのさき」
(入江富美子/著、のぶみ/絵)
生まれてきたばかりの赤ちゃんがかわいいからか、みんなあかりちゃんばかり注目して、だいちゃんが本を読んでみても、お手伝いをがんばっても、誰も見てくれません。
「もういもうとなんていらないよぉ~~」
あかりちゃんが憎らしくなってきただいちゃんは、あかりちゃんのほっぺをぎゅっとつねってしまいます。
びっくりして泣き出したあかりちゃん。つられてだいちゃんも泣いてしまいます。
それを見ていたのがお母さんです。
みんな自分よりあかりちゃんが好きなのかもしれない、と自信をなくしかけているだいちゃんを、お母さんは・・・・
(絵本より一部抜粋)
お母さんの関わりのおかげで、だいちゃんは明るく妹思いのお兄ちゃんへと成長していきます。
ぜひ一度読んでいただきたいです。
子どもだけでなく、大人の胸にも響く内容だと思います。
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